種まきや植付けの1週間前にやるひと手間で土の有機物が活性化されます。ヨーグルトだけでできる土づくり。とても簡単なので騙されたと思ってやってみて下さい。
土や腐葉土には当たりはずれがある
最近品質の悪い培養土や腐葉土が増えている気がします。たまにホームセンターで培養土や腐葉土を買うと匂いや手触りに驚くことがあります。決まったメーカーの土を通販で購入もしていますが、それも品質が変わってきています。
畑で土を追加ですき込む目的なら少々の品質低下はカバーできるかもしれません。けどプランターバッグやプラスチックプランターなら大問題です。ぼやいていてもしようがない。対応策を考えていきましょう。
土づくりは1週間前に済ませておこう
プランターに土を入れたり、プランターの土をほぐしたりするのってどのタイミングでやりますか? 野菜(花)の種まきや苗の植付け時にやる方がほとんどではないでしょうか。そしてその時になってから「この培養土、なんだか水を弾くなぁ」とか「腐葉土混ぜたけど馴染みがいまいち…」などと思ってもそのまま続行するしかない。そこで土の用意だけを一週間前にやっておきましょうというのが今回のYouTubeです。
プランターバッグは限られた量の土で楽しむ家庭菜園。土の品質はとても大切です。不本意なスタートは後々まで響きます。
水馴染みと有機物活性化をヨーグルトで
プレーンヨーグルトを水に溶かして土に混ぜ込んでおくだけです。
一週間やり続けるわけではなく、一週間くらい前にやって寝かせておけばいいのです。詳しい分量は動画で説明していますが、もともと害のあるものではないのでざっくりで充分です。
使い回しの土で緩効性有機肥料を加えたいならこのタイミングで投入して。効きがよくてとても良い結果がでています。最近の緩効性肥料って本当によくできていて有効期間も長いのですが、その分コーティングされていて溶け残りもちらほら目につきます。とっくに有効期間は過ぎているのでこれは本来溶けているべきものが残っている。水やりをしていても土に肥料を溶かす力が足りなかったのだと思います。
土の力をUPしていこう
緩効性肥料をどうやったら無駄なく使えるかの試行錯誤でできたヨーグルトでの土づくり。土の力を引き出すのが目的。肥料にしても土にしても本来の力を活用しないというのが一番もったいないです。
食べ物を土に使うのには抵抗がありましたが、何しろ量はちょっとだけ。それに育てるのは食べ物の野菜です。続けているうちに良い結果がでたので人にも勧めたくなりました。ぜひやってみて下さいね!