トマトの脇芽取りと葉かきのやり方

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後半の収穫を左右するトマトの脇芽取りと葉かき

トマトは栽培が簡単で苗さえ植えておけば実が採れます。
小学生の課題にミニトマトが選ばれるのも納得できる。
ただその収穫、二度か三度で終わってしまっていませんか?

家庭菜園ではトマトは茎を一本伸ばす「一本仕立て」で育てるのが一般的です。
ほとんどの人がだいたい下から3段目の花房あたりでグダグダになっていきます。
ミニトマトなら樹勢が乱れてあちらこちらに数個しか収穫できない小さな花房ができているのではないでしょうか。
ちゃんと育てればトマトなら下から5花房から7花房までの収穫が目安、ミニトマトなら下から花房から10花房も珍しくない。
これは簡単になようでなかなか難しい。花房がついても実まで行きつかない場合もあります。
トマト栽培はとっつきやすいのですが、一株から本来可能な量を収穫するのは素人ではなかなか出来ないのです。

まずは徹底した脇芽取り

トマトの一本仕立ては油断していると脇芽が伸びて何が何やらわからなくなってしまうことがあります。
特にミニトマト!
これを防ぐためには徹底に徹底を重ねた脇芽取りしかありません。

葉と茎の間から伸びるトマトの脇芽はとてもわかりやすいし、5cm以内なら手でキレイにポッキリ取れます。
最初の内は楽勝と思いますが甘く見てはいけません。
脇芽は後から後から出てくるし異常に生長が早い!
そして脇芽の葉からまた脇芽が出て、その脇芽に花房が付きます。
特に初期のトマト株は勢いが強いので、2週間もすればどれがメインの茎やら脇芽やら…という状態になります。

脇芽に花房を付けてしまうとトマトは前半で勢いがなくなっていきます。
そして花も結局落ちるものが多く、収穫は減ってしまいます。
とにかく脇芽は取って取って取りまくって下さい。

花房の下の葉かき

トマトの葉かきには「下葉かき」と「剪定目的の葉かき」があります。
「剪定目的の葉かき」は高温の夏が続く近年、炎天下で行う家庭菜園なら控えても良いのではないかと思います。
(*参照 その葉かきストップ!トマトの裂果と肥料過多を防げ

でも花房の下の葉を取り除く葉かきは省いてはいけません。
これをサボると株の上部の葉が育たなくなってしまいます。
実の色が変わってきたら、その下の葉は取り去って下さい

これを続けていくとトマトの茎だけの部分が長くなってきます。
そうすると茎を下にたるませて全体的な高さを調整する必要がでてきます。
支柱に結んで栽培していたら、茎を下に下ろして結び直します。
これは「茎おろし」という作業。
茎をポキッっと折らないように注意して行わなくてはなりません。
私は水やり前の水分が不足した茎に弾力のある時間帯にやりますが、ネットで検索すると皆さんいろいろ工夫しておられます。
これをやるとむやみに高い支柱を立てなくても良いし、収穫も楽です。

トマトを

作業が多いトマト栽培

脇芽取りと葉かき。
面倒なようですがこれをやると確実に収穫量が増えます。
そして伸び放題でわけがわからなくなることもなく、シーズン最後まで収穫を楽しめます。

一般的なトマト栽培は繊細な技術は必要ありません。
必要なのは作業、まめに作業するとミニトマトなどは10月まで実をつける年もあります。
お子さんがミニトマトを植えるなら、ぜひお家の方がちょっと手助けしてあげて下さい。
収穫できるトマトの数と話題が増えてきっと良い食育になるのではと思います。

後日の記事 トマトの伸びすぎ防止と秋まで収穫する方法 にも詳しく書いています。
トマトは一本立ちに仕立てて自分に合った誘引をすることでコンパクトに栽培できます。