サヤインゲンの採り頃はお好みで!

サヤインゲンは家族の大好物。炒めて良し揚げて良し、薄味で炊いても良し。収穫してから日持ちするのもありがたい。天ぷらが代表的な料理の、鞘ごと食べるお豆です。

ただ市場に出回るのはかなり成熟したもの。幼児や嚥下力の弱い高齢者には向かないものが多いのです。豆類は基本的に最大限大きくなったものが出荷されるのですが、野菜を育てたことのない人は、売り場で見た野菜が一番の食べ頃の野菜だと勘違いしています。

それは大きな間違い。野菜をいつ収穫するかなんて自分で好きに決めればいいことではありませんか。私は若採りのクセのないお豆が大好き!なので自分で育てて、香りがたかく宝石のような豆を自由に収穫して食べています。家庭菜園愛好家は、そんな自由と贅沢を知っているのです!

サヤインゲンの播種期を考える

サヤインゲンの素晴らしいところは、三度豆の名の通り年に3回は収穫出来るところ。種まき適期は3月下旬から10月初旬までととても長いです。

豆類にはツルありとツルなしがあります。一般的にツルありの方が一株あたりの収穫量が多いと言われます。

私はプランターバッグで育てるサヤインゲンにはツルなしをお勧めしています。何故ならサヤインゲンはツルなしでも収穫量が高い品種がたくさんあり、何より短期間で収穫出来ます。

ダラダラ長く育てるより、種まきと撤収を繰り返した方が遥かにたくさんのサヤインゲンが採れます。もちろん種が必要になりますがサヤインゲンの種は安価だし、支柱などの手間もなく、手軽に失敗なく豊作が望めます。

私のおススメは4月まきと8月末まき。花の時期があんまり暑いとサヤインゲンの着果率はぐーんと下がります。育つからつい真夏に種まきしても、えー収穫こんだけ…ってなるのですが、この2つの時期についてハズレなしです。

加湿を嫌う豆類はプランターバッグと好相性、M、L、3Lどれを使っても毎年大豊作です。3Lを使うなら土は25㎝も入れれば充分。メッシュなので半分しか土を入れなくでも陽当たり良好、日照不足の心配はありません。

growfood 365 のプランターバッグの特性に土部分に通気性があるということ、そして円筒形なので最大限の土が入れられるということがあります。密集植えが出来ると言う事です。

例えばMやLの直径は20cm、普通なら1本だけ育てる大きさです。でもプランターバッグMやLには均等に散らして7本〜8本植えます。3Lなら12本くらい。プランターバッグM一つでもびっくりするような収穫量があります。家族のお菜を作るなら、それなりの量が無くては意味がありません。

サヤインゲンの種まきと収穫の注意点

湿らせた土に浅く埋めるだけ豆は発芽します。プランターバッグに直接豆をまいて下さい。植え替えの手間もなく、根の成長も早くよく張ります。

サヤインゲンだけではなく豆類全てがそうですが、発芽が一番の難関です。少し水分が多いだけで豆が腐ってしまいます。暑い時期ですしね。

サヤインゲンは本葉が出たらもう安心。虫の食害や病気にも強い野菜です。あとは乾いたら水やり。花が咲いたら肥料をやりましょう。密集植えには液肥が便利です。

肥料については好みもありますが、簡単手軽に使えるのは液肥。ホームセンターで売っている家庭菜園用の液肥なら間違いなく使えます。やり過ぎたと思ったら後から水をやれば良いので、初心者にも嬉しい肥料です。

少し興味が出てきたらきっと液肥以外の肥料も使いたくなるはず。ホームセンターの棚の商品の注意書きを読んで、自分のポリシーにあったものを選んで下さい。有機か化成か、自分の好みで決めれば良いのです。私の感想として、化成肥料は土を劣化させる気がします。

花が落ちたらすぐに豆が膨らみ始めます。一気に大きくなるので、若い豆が好きな私は収穫の時期を逃さないように毎日観察しています。収穫適期を逃すと豆の両側のスジが硬くなるので料理を作るときにとても面倒。日持ちする野菜なので、採りごろになった豆から少しずつでも収穫を始めて下さい。

豆類は連作障害があります。サヤインゲンを育てた土は次にはレタスに使う、などの工夫も必要です。プランターバッグなので収穫後空けますが、他のプランターバッグの土と合わせて、そして苦土石灰や肥料を混ぜて使っています。

抜いた後、そのまま次の苗を植えたり、種をまいたりする場合に連作障害が多く出るのではないでしょうか。私は連作障害を意識したことはありません。有機堆肥を使うなど、対策はいくらでもあります。

収穫まで捨てないでほしいのが種袋。この小さな袋に種まき適期や収穫までの目安の日数などが書いてあります。一般的な本や雑誌より、その品種の情報の方が遥かに大事です。種袋は小さな参考書だと思って良く読んでください。