植え付け3ヵ月で収穫。ホーム玉ねぎの育て方

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ホーム玉ねぎとは何ぞや

タマネギは種から育てると収穫まで9か月以上かかるとても生育期間が長い野菜です。
家庭菜園では面白みに欠けるのですが、長い栽培期間を画期的に短縮してくれるのがホーム玉ねぎ
ホーム玉ねぎを使えば3分の1の3ヵ月でタマネギを収穫することが可能となります。

上の写真がホーム玉ねぎ。
要するに直径2cm前後の小さな玉ねぎです。
言わば玉ねぎの球根、ジャガイモ栽培における種イモというところでしょうか。
8月頃からホームセンターの店頭に並びます。

ホーム玉ねぎの植え付け時期は品種で変わる

ホーム玉ねぎは8月から9月にかけて植えつけます。
品種によって定植時期が少し違うのでホーム玉ねぎの説明書きに従って下さい。
ホーム玉ねぎは早生種が多いため植え付けから約3ヵ月で収穫できます。
私は毎年使うタキイ種苗のホーム玉ねぎは8月末から植え付け可能。
極早生種なので毎年11月頃から新玉ねぎを楽しんでいます。

ホーム玉ねぎはプランター栽培に最適

ホーム玉ねぎ栽培にあまり土は必要ありません。
上の写真は growfood365のプランターバッグM で育てたものですが、直径20センチのプランターバッグに高さ20センチ程度の土の量です。
これで十分大きなタマネギが複数個育っています。
短期間に省スペースで育つホーム玉ねぎはプランター栽培に最適です。

ホーム玉ねぎ栽培の土と肥料

ホーム玉ねぎ栽培には通常の培養土を使います。
使い古しの土を使う場合には堆肥を多めに入れて下さい。
もちろん土の再生剤でもかまいません。

多くのテキストではこの時点で元肥、固形肥料を混ぜ込むことを推奨しています。
毎年ホーム玉ねぎを100個以上育てている経験からいうと、この時点では肥料は入れるべきではありません。
とても簡単に栽培できるホーム玉ねぎですが、唯一気をつけるべきは定植後の腐敗です。

植え付けが夏の一番暑い時期。
この時期に小さい玉ねぎを土に放置するのがホーム玉ねぎ栽培です。
ただでさえ地熱で腐りやすいのにそこに肥料があるとそれを後押ししてしまいます。
ホーム玉ねぎは言わば球根。
初期に栄養分は必要ありません。
肥料は涼しくなった後半からやり始めます。
植え付け時に大切なのは栽培後半になっても保肥力が落ちないように腐植物をしっかりと入れておくことです。

ホーム玉ねぎの植え付け方

玉ねぎが直径10cmに育つとして、その余白だけ空けて植えて下さい。
プランター栽培でむやみに株の間を空けるのはスペースの無駄です。
私は腐敗防止のために頭を出して植え付けています。
土に埋め込んでしまうと蒸れるのでこの植え方の方が腐敗が抑えられます。

最初に根が出て次に芽がでます。
芽がある程度伸びたらもう腐敗する心配はありません。
季節的にも涼しくなってきていると思います。

ホーム玉ねぎの大きさと分球

ホーム玉ねぎがそのまま太ってタマネギになると思っている方が時々おられます。
実はそうではありません。
ホーム玉ねぎは一度萎んで姿がなくなり、その後のネギのような状態から再び根が膨らんでタマネギになります。

大きめのホーム玉ねぎを植えると分球するという方もおられますが、一度萎んでそれからの生長なのであまり関係ありません。
分球するしないはホーム玉ねぎよりも気候によります。

私は最初に写真に上げたタキイのホーム玉ねぎ100個入りを毎年植えています。
粒に多少の大小がありますが、全く分球しない年や7割近く分球した年があります。
小さな粒のホーム玉ねぎでも分球する時はしますし、分球しても家庭で食べる分に何の問題もありません。

上の写真は一個のホーム玉ねぎが強烈に分球した私の最高記録です。
こういうことがあるから家庭菜園は面白いのだと思います。

ホーム玉ねぎ栽培後半の肥料

ネギ状態のタマネギも栽培後半にはゆっくりと根の部分が膨らんできます。
そのころから収穫直前まで液肥をやって下さい。
この時期はもう寒くなっています。
雨まかせで水やりをあまりしない人もいるかもしれません。
その場合は固形肥料をよく土に混ぜてタマネギの周囲の土に馴染ませて下さい。
面白いようにタマネギが太っていきます。
下の写真は直径30センチの プランターバッグ3L で栽培している様子です。
見えている土の部分に固形肥料を土によく混ぜて足しています。

タマネギ収穫の目安は茎が倒れた頃

タマネギ収穫の目安は茎が倒れた頃と言われています。
雨の日に収穫すると保管中に腐ることがあるので、良く晴れた乾燥した日に収穫して下さい。

別に一度に収穫する必要はありません。
ホーム玉ねぎを多めに植えておくと収穫し始めは柔らかい新タマネギが楽しめますし、最後はしっかりした良く太ったタマネギが楽しめます。

簡単で手軽にできるホーム玉ねぎ栽培。
家庭菜園初心者の方にぜひ挑戦していただきたいと思います。