サヤインゲンの品種選び

マメ類/実物野菜/家庭菜園

サヤインゲンの品種にはTPOがある

さやいんげんは炒めて良し天ぷらに良し薄味で炊いても良しの使い勝手の良い豆です。収穫してから日持ちするのも便利。プランターバッグのMでも一個でかなりの量が収穫できるので、狭小家庭菜園には欠かせない野菜です。

プランターバッグで育てるならまず「つるなし」を選んで下さい。いまは家庭菜園が盛んなせいか 草丈が低く育てやすい「つるなし」が主流です。「つるなし」は収穫までの栽培期間が短く一気に収穫して撤収することができます。限られた場所でやる家庭菜園、特にプランターバッグ栽培なら「つるなし」一択といえるでしょう。さやいんげんの形には平鞘と丸鞘があります。一般的に丸鞘の方が背が低く育ちます。天ぷらなどにつかうのが丸鞘、いわゆるモロッコインゲンなどと呼ばれているのが平鞘です。両方ともにつるなし品種が複数ありますが、私が栽培した経験では丸鞘の方が多収です。これは好みで選べば良いと思います。

サヤインゲンの種まき

サヤインゲンはサイクルが早いので『三度豆』とも呼ばれ、年に3回は収穫可能です。発芽適温はだいたい15℃から25℃。ちっとも発芽しないわ…となったら気温不足かもしれません。プランターバッグにごみ袋をかぶせることでビニールハウスになります。レジ袋でビニールハウスを参考にしてみてください。

逆に暑すぎると生長はしても花が落ちて結実しません。一番の種まき適期は4月~6月となります。梅雨に入ってからの種まきの注意点は加湿です。豆類は発芽に高温多湿を嫌うので、播種時にたっぷり土を湿らせたら、あとは雨のかからない日陰に置いておきましょう。きれいに発芽が揃うと思います。

プランターバッグのサイズは何でも良いのですが、3Lを使う場合なら土は6分目くらいで充分です。プランターバッグに直まきでもかまいません。MやLなら10粒、3Lなら倍の数を種まきして下さい。あとで間引けるのでここは多めに。豆類は追加まきすると収穫期が揃わないので最初に多めに種まきすることがポイントです

丸鞘を3品種育てています
プランターバッグMで多収
時差まきで長期間収穫します

サヤインゲン栽培のコツ

豆類は肥料をやると葉ばかり育って花が育ちません。最初に堆肥などを加えた土なら蕾が付く頃から薄い液肥をやって下さい。あっという間に結実するのでここは即効性のある液肥が一番合理的で効率が良いと思います。花が落ちたらすぐに豆が膨らみ始めます。採り忘れると硬くなるので収穫の時期を逃さないようにしましょう。

豆類に使った土は連作障害が出ると言われます。ただプランターバッグ栽培なら豆類を収穫後、続けて他の野菜を栽培することになると思います。まめに堆肥を足したり、肥料を使うときに意識して土壌改良成分があるものを使用するようにすれば気にすることはないと思います。