夏ホウレンソウ、暑さで本格的に行き詰る
周年栽培び挑戦しているホウレンソウ、7月前半までは収穫出来ていました。
ただ7月半ばから生長が遅くなってあまり育たなくなってしまった。
ある程度まではゆっくりですが育つのに、ベビーリーフを過ぎるころからふにゃふにゃと葉が萎れてしまいます。
高温で何をしても萎れるホウレンソウ
種まきからこの状態までは比較的にスムーズに育つんですが、それでも7月前半よりも3割増しくらい時間がかかっています。
そしてここから萎れて大きくならないんですよ。
葉焼けとはちょっと違って、緑色のまま葉からしんなりと水分が抜ける感じです。
夕方元気だったのに朝はもうしんなりして萎んでしまいます。
これも葉焼けの一種なのかと、徒長とトウ立ち覚悟でプランターバッグの3Lを逆さにスッポリ被せて日除けしてみました。
多少マシなんですがやはり大きくならず萎れます。
土に水分が多いから湿度でダメになるのかと水分を絞ってもみました。
でもよけい萎れるようになってしまいました。当たり前かも。
いろいろ調べるとやはり高温が原因のようでした。
夏ホウレンソウ、露地栽培の限界
ひたすら涼しい置き場にプランターバッグを移動させることで何とか数株育ちましたが、一番状態の良いもので上の写真です。
外葉はちょっと葉焼けしていますし、食べても正直あんまりおいしくなかった。
見かけに反してとても柔らかなのですが、ホウレンソウの味がしないのです。
よく言えばクセのない味、悪く言えば「これ何の野菜?」って感じでした。
冬場の100倍くらい手間をかけて大きくしたのにこれにはガッカリ。
品種は引き続きジャスティスで、7月前半まではとても美味しく育っていました。
夏ホウレンソウ、継続中止を決断
気温が高いに関して露地栽培では逃げ場がありません。
朝と夕に霧状のミストをかけてやるといいとありましたが、素人の家庭菜園ではちょっとそこまではやってられないと思いました。
そこそこ頑張ったので自分も納得、ホウレンソウ栽培は9月までお休みすることにしました。
作っても美味しくないって言うのが最大の理由かなぁ。
気温に逆らって栽培するということはそれなりの手間が必要です。
夏は暑すぎて炎天下で動く時間を最小にしたい私にはなかなかハードル高かった。
でもトウ立ちの仕組みがよくわかった(気がする)ので勉強になったと思います。
ホウレンソウに入れ込み過ぎてレタスを枯らしてしまいました。
8月はレタス栽培に力を入れたいと思います。
参考記事
夏もホウレンソウ!周年栽培に挑戦《4月中旬編》
夏もホウレンソウ!周年栽培に挑戦《5月中旬編》
夏もホウレンソウ!周年栽培に挑戦《5月末編》
夏もホウレンソウ!周年栽培に挑戦《6月末編》
夏もホウレンソウ!周年栽培に挑戦《7月末編》