家庭菜園に水やりは不可欠です。プランター栽培の狭小家庭菜園ならジョウロを使う場合が一番多いと思います。どのようなジョウロを使っておられますか? 自分に合ったジョウロを選ぶため以下のことを注意してみましょう。 ここでいう一般的なジョウロは写真のようなもの。ホームセンターなどで一番よく見かけるジョウロです。
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ジョウロの容量
家庭菜園に使うジョウロは容量8L~10Lのものが一般的です。
ジョウロで水やりしていて何度も水道で水を入れている場合、ジョウロのサイズを一つ大きくしてはどうでしょうか。
観葉植物や花と兼用で小さなジョウロを使っている方が意外と多いです。
あまり小さいと何度も水を入れなくてはいけないため、水道が離れていたりしたらたいへんです。なかなか水やりが終わらないのではないでしょうか。
持てる範囲での容量UPをおススメします。
ただ年齢を重ねたり体調を崩すと、どんどん水やりして軽くなるとはいえ重量8㎏~10㎏のものを一旦片手で下げるのがつらくなる時もあります。
ジョウロは単なる道具なので自分に合ったものに買い替えていきましょう。
私はぎっくり腰経験者なので小さめのジョウロも用意しています。
使い勝手はデザインで決まる
盆栽用などの日本のジョウロは首が長く、けっこう場所をとるデザインです。
でもあのデザインが結局水やりしやすいと思います。
オシャレなジョウロだと思っても、首の短い縦長のジョウロはかなり傾けないと水が出ません。
私は場所をとらないと思ってイギリス製の縦長ジョウロを長らく使っていたのですが、日本の普通のジョウロに変えて使いやすさにびっくり。同じ容量でもずっと軽く感じました。
身長の高い人が多いイギリスのジョウロを低身長の私が使うのは無理があったようです。
ジョウロは一旦手に取って買うべきかもしれません。
素材にもいろいろあります。
軽いに越したことはないのですが、プラスチックはとても紫外線に弱いので屋外保管には向きません。
私はブリキ製のジョウロを愛用しています。
ジョウロのハスグチは取り外せるものを
ジョウロのハスグチは取り外せるものを選んで下さい。
水やりの時にハスグチの向きで次のような使い分けができるからです。
ハスグチを上に向けた場合
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ジョウロより前に水がとぶので奥の水やりに便利。
手を伸ばさなくても楽に水やりできます。比較的柔らかな水流です。
ハスグチを下に向けた場合
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手元のプランターバッグの水やりに便利。
ハスグチを上に向けた時よりも強めの水流になることが多いので、手早くたくさんの水をやることができます。
ハスグチは替えを買っておこう
ハスグチは意外と詰まります。ジョウロのハスグチ詰まり対策 をぜひ参考にして下さい。
![](https://growfood365.net/wp-content/uploads/2021/02/1847A92B-95AB-42A4-B17F-2F8D1E1B643F-1024x768.jpeg)
ハスグチ詰まり対策をとったとしても、丈夫なブリキのジョウロをつかっているとハスグチだけ寿命となり何回か取り換えることとなります。安価なものですので替えを買っておきましょう。いざないとなるととても困ってしまいます。詰まりはないとしても液肥などに使って肥料カスが付着する場合もあります。時々外して洗って下さい。