家庭菜園向けのレタスとは
レタスというと玉状に結球したものを連想しがち。
でも家庭菜園では絶対に非結球レタス、球にならず小松菜のように育つタイプにすべきです。非結球なので害虫が見つけやすく、食べる量だけ外葉から採れば長く収穫できます。
全体的にレタスのトレンドは非結球に移りつつあるので種も豊富です。
レタスの食感2種類あります。
パリパリ系は水分を多く含んだ一般的なレタス。
しっとり系は所謂サラダ菜で盛り付けにも便利な緑色の濃いレタスです。
これは好みで選べばいいですね。
レタスの種まき
葉物野菜なのでプランターバッグのMかLを使います。
育て方はプランターバッグの表面一面に種をばらまいて密集植えとし、ベビーリーフくらいの大きさから収穫する方法。
5株植え、3株植えから株を減らして最終的に1株植えにして大きく育てる方法。
最初からの1株植え。
いろいろあります。
とても強い野菜なので、真夏と真冬以外は気を使わなくても育ちます。
種袋には播種期がいろいろ書いてはありますが、レタスは工夫次第で周年栽培できる野菜です。
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レタス栽培のコツ
レタスはナメクジに狙われやすいので、プランターバッグの置き場所には気をつけて下さい。湿った草の上や、プラスチックプランターにくっつけて置いておくと、ナメクジが這いあがって来るので注意です。
アブラムシ被害もよく見られます。
初期に丁寧に水やりすれば取れるので、あえて農薬を使うまでもありません。
牛乳をかければ良いとよく言われますが、私はこの方法をオススメしていません。
牛乳をかけると、葉元に溜まった牛乳の腐敗臭がずっと残ります。
牛乳を散布するなら、あとで徹底的に水をかけて牛乳を落とさないとレタスが臭いでダメになってしまいます。
苗のときは頼りないレタスですが、すぐにどんどん葉が増えます。
株ごと切らずに葉のみを採って下さい。
だんだんトウが立ってレタスっぽくなくなりますが、長く収穫できます。
レタスはお洒落なイメージがあるのでデリケートな野菜と思われがちです。
そんなことは全くなく、生命力のあるとても育てやすい葉物野菜です。
私はレタスの種取りをしますが、種は軽く勝手にあちこちに飛びます。
庭に雑草としてレタスが生えているのは、種取りをやる人ならよくある風景です。