生ごみコンポストの『生ごみ』って何?
家庭で生ごみコンポストを始めようと思っても、何を入れるのか悩んでしまうと思います。
家庭でやるコンポストと特別な設備で徹底して加水分解させる堆肥工場を一緒にしてはいけません。
肉や魚のアラ、廃棄油などは発酵臭がかなりキツく、いきなりこれらを使ってコンポストを始めるのはなかなか厳しいものがあると思います。
以下に紹介するのは失敗の少ない基本の生ごみです。
堆肥化も早く、発酵中も匂いがありません。
最初は基本に沿って始めてみましょう。
生ごみコンポストに入れるもの
未加熱の野菜くず
- キャベツ、白菜の外葉や芯
- ニンジン、ダイコンのへたやしっぽ
- ジャガイモやタマネギの皮
- かぼちゃの種などが入ってしまってもOK
加熱後の野菜で調味料や油があまりついていないもの
- 茹で野菜や蒸し野菜の残ったもの、焼きナスの皮
- 残飯
- 出汁をとったあとの昆布
果物の食べなかった部分
- 果物全般の外皮、内皮(ミカンなら外の皮と内の皮)
- リンゴの芯、柿のヘタなど
- 種が混ざってもOK
茶殻全般
- 緑茶、焙じ茶、麦茶、玄米茶など日本茶系全般
- 紅茶、烏龍茶など発酵茶
- 厳密には茶殻ではありませんがコーヒーのコーヒーかすもOK
玉子の殻
- 割った玉子の殻やゆでたまごの剥いた殻
生ごみコンポストに入れないもの
調味料や油が大量についたもの
- 味付けをした食べ残しの料理
- ピザや菓子パンの食べ残し
タンパク質のもの
- 肉や魚、玉子の黄身白身
- 牛乳の飲み残し、チーズ
発酵促進剤になるので積極的に入れたいもの
- ヨーグルト
- 納豆
以上が基本中の基本となります。
まずは基本から生ごみコンポストを始めてみませんか?