初心者こそ袋栽培ジャガイモ!

ジャガイモ/家庭菜園/根物野菜

ジャガイモ袋栽培は初心者向き

1月になるとホームセンターの園芸コーナーにジャガイモ関連商品が並びます。都市部の園芸コーナーはどうなんだろうといつも思っていたのですが、ジャガイモの袋栽培が浸透したせいか都市部でもジャガイモ関連商品は人気。異業種とのコラボ製品も出てこれからジャガイモ袋栽培人口は増えそうな予感がします。これは袋栽培には小さいのでは?という栽培キットもあったけど、土に肥料分を多く含ませておけばイケるとの判断なのでしょうか。イモの品種にもよりそうですね。

ジャガイモ袋栽培の初心者は新しい培養土を使うので意外と失敗しません。ジャガイモは技術より土ありきの野菜なんです。しかも青虫も来ません。年に2回の栽培シーズンで簡単なのは春植え。今ちょっと家庭菜園やってみたいなって人にジャガイモ袋栽培は超おススメです。

カルビー商売上手やね…
今年は種イモ買った
まずは芽出しから

初心者でなくても袋栽培ジャガイモ

もちろん初心者じゃなくてもジャガイモおススメです。ジャガイモは料理の応用範囲が広いし日持ちする。買って帰ると重い野菜が家にあるの本当に助かりますよね。新しい培養土がなくても堆肥や腐葉土を利用しましょう。ジャガイモは害虫被害や病気に強い。葉物や実物と違って天候に左右される割合も低いです。やることさえやれば豊作が見込める野菜は貴重です。積極的に家庭菜園に取り入れていきましょう。

袋栽培の準備と植付け

袋栽培のプランターバッグに関しては省スペースでジャガイモ栽培 で書きました。種イモは自宅保存イモでも購入種イモでも良いのですが、お日様に当てて芽出ししてから植えた方が確実。見た目キレイなのに中で傷んでいて芽が出ないイモをこの時点で除外できます。芽出しせずに植えてこういうイモに当たると気付くまでの時間と場所のロスがでます。また種イモは切らずに丸のまま植えた方が成功率が高い。春植えであってもたまに土中で腐敗が始まって苗が枯れることがあるからです。「イモは丸ごとを芽出ししたもの」これが一番安全確実です。

袋栽培であっても土は最終的に20Lは入れたい。土が多い方が保肥力も保水力も上がるので大きな袋を用意しましょう。保水力が大事といっても底から水抜けしなくては意味がありません。排水性も注意します。プランターバッグは太陽光を通すのでそのままでいいのですが、太陽光を通さない袋なら縁を折り下げて高さを半分にします。そして安定に気をつけつつ半分の量の土をしっかり入れて準備OKです。

植付けは穴を掘って上に数センチ土を被せるのがベストです。芽が地上に出やすく、その後すぐに日光を受けてしっかりした茎が育ちます。これはもちろんその後土寄せするのが前提の話です。

土寄せと芽かき

土寄せ、増し土、土増し。呼び方は何だっていいのですが、袋栽培であっても途中で土を足す、生長に合わせてジャガイモの茎を埋め込む作業があります。私もプランターバッグでやっています。茎の生長時に存分に太陽光をあてるためです。芽かき残す茎は多くても2本、特大ジャガイモにしたければ1本でもかまいません。ここで欲を出してはいけないのです。芽が出て3週間くらいしたら除けていた残りの土を袋に足しましょう。これで作業はおしまい。本当にジャガイモは手がかからない野菜です。

肥料の種類とタイミング

私は土寄せが終わった頃から液肥をやり始めます。まずは規定通りにやり、様子を見ながら頻度を調節します。ただジャガイモには専用の肥料もたくさん発売されています。こういうのを利用するのもあり。便利だし説明書通りに使えばいいのです。とにかく失敗したくないときには専用肥料が簡単で安心だと思います。

収穫を焦ってはいけない

あとは収穫するばかり。地上部が枯れてきたら収穫です。けど最初の頃は待ちきれなくて早めに掘り返してしまうんですよね。ジャガイモは品種が多く、また植付け時期や栽培場所でも事情が違ってきます。イモが目で見えない分みんなが収穫を始めるとつい自分もお芋掘りしたくなります。でも地上部が青々としていたらもうちょっと待ちましょう。ラストスパートでジャガイモはまだまだ太っています。今掘り返したらもったいないですよ!

袋栽培キットは別物と考えよう

たくさん発売されているジャガイモの袋栽培キット。私の感想としては全体的にサイズが小さい、土が少ない気がしました。そして土寄せ、土増しという作業を端折る前提なのも大胆。当然植付けはかなり深く、ジャガイモは芽出ししてもかなり茎を伸ばさないと日光には当たりません。これは土に工夫がないと難しいはず。とても目を惹いたカルビーのキットもプロトリーフという園芸用土メーカーとのコラボだからこそなのでしょう。それをいきなりキットを使わないで素人が真似してもダメ。キットを使わず自分でやる袋栽培なら土寄せや肥料もちゃんとやりましょう。栽培方法の良いとこどりは失敗の原因となります。

でもこういった栽培キットが各社から発売されるとそれに伴って新しい土や肥料も開発されます。私はそこに大きな期待をしています。来年あたり「カルビーのジャガイモ肥料」なんていうのが発売されるかもしれません。楽しみです。