コーティング種子なら勝ったも同然!ニンジン🥕

家庭菜園

難易度   🔴🔴🔴⚪️⚪️

ニンジンは種から移植せずそだてるのが普通なので、ホームセンターなどで苗は売っていません。そのせいか育てる人が少ないのですが、発芽さえ成功させれば簡単に育つ野菜です。ただその発芽が結構な難関となります。まずニンジンの種は好光性種子なので発芽に光が必要です。深く埋めてしまっては種に光が届かず、まず発芽は無理でしょう。だったら浅くパラパラとまけば良いようなものですが、ニンジンの種は乾燥にも弱いのです。ニンジンの播種期は春先2月3月前後と夏の7月8月前後。春先は湿度がもともと低いし夏は暑さですぐに土の水分が飛んでしまいます。浅くまくのは簡単でも湿度を保つのがとても難しい。地植えでは薄い不織布のトンネル掛けが一般的な方法とされています。

プランターバッグは3Lを選んで下さい。そして6分目以上の土を入れて日陰に置きましょう。浅く播種するので日陰に置くことには問題ありません。暗黒の暗闇のような日陰ではなく、明るい日陰です。そしてジョーロでたっぷりと土に水をやって下さい。種まき前に充分に土を湿らせておくのです。そしてまず場所を決めてプランターバッグ3Lを置いてから土に水をやること。プランターバッグ自体は強度があるので問題ありませんが、3Lはかなりの量の土が入るので土がたっぷり水分を含むと結構重いです。

そして湿った土の上に種をばらまくのですが、ここはちょっとだけ高価なコーティング種子をお勧めします。ニンジンの種はもともと小さくて軽いので水やりなどで流れていってしまいます。だからつい深めに埋めて発芽しないという悪循環になるわけで、ここはまきやすいコーティング種子を使うのが便利です。コーティング素材で水分も保たれるせいか発芽率がとても高く、結果的には経済的。コーティング種子をばらまいたら後は軽く土をふりかける程度に被せてください。適当な日陰がない場合は新聞紙(不織布でも軽いぼろ布でも)をプランターバッグのうえから被せて縁を洗濯ばさみで留めて下さい。そして種まきしたらその後約一週間、朝夕水やりして下さい。水やりはジョウロでハスグチは上向けです。コーティング種子であっても強い水流で種が流れて移動するのを防ぐためです。

細い双葉が出てきたら、発芽成功です。発芽して本葉が数枚出たら日当たりの良いところに移動します。あとは水やりさえ欠かさなければ大丈夫。葉が盛大に茂るので、適当に間引きながら気が向いたら液肥をやる程度でも自力で太いニンジンに育ちます。

食卓貢献度   ❤❤❤❤❤

ニンジンの食卓貢献度が低いわけないので当然満点なわけですが、自分で育てるニンジンは本当に利用度が高いのです。私はまず種を選ぶ時点で『甘い』品種にこだわります。甘いニンジンなら茹でるだけで付け合わせになります。ニンジンのカロチンは油と調理すると良いと言われますが、油は他の料理からも摂取できるのでこだわりません。また食べる直前にプランターバッグから抜くからかとても火の通りが早い。電子レンジ調理だけで食べられる根菜はとても貴重です。今はフルーツのような甘さのニンジンが各種苗会社から出ています。これは栽培しなくては損だと思うくらいのおいしさです。お菓子にも使いやすく、よく「柿」と間違えられるお味と食感が楽しめます。

育て方のところで「適当に間引きながら…」と書きましたが、間引き菜である若い葉っぱもさわやかでおいしいのです。くせのないイタリアンパセリという表現が近いでしょうか、サンドイッチに一年中これがつかえればなぁといつも思います。ローストビーフなどのレアなお肉にもよく合うと思います。この葉は育てている人しか味わえない楽しみだと言えます。

栽培はこんな感じで…