タマネギのトウ立ちと活用法

タマネギ/家庭菜園

タマネギトウ立ちの不思議

トウ立ち(=抽苔)とは蕾が上がってくること。レタスにもホウレンソウにもあります。ただタマネギのトウ立ちが不思議なのは全部トウ立ちするわけではないところ。トウが立つタマネギは早いうちから判別することが出来ます。普通は①のように茎が細く地上部が太るにつれ萎びて倒れます。②がトウ立ちタマネギ。茎が太くしっかりとしています。なぜタマネギがトウ立ちするのかの決定的な要因はなく、ただ気温と苗の生長時期とのミスマッチと言われています。播種期や植付け時期を正しく守っても一定数はトウ立ちタマネギになります。

① 通常のタマネギ
② トウ立ちタマネギ
③ 蕾がネギ坊主に

トウ立ちタマネギは悪者か

②のタマネギからはやがて③のように蕾が出てネギ坊主となり種ができます。種に栄養分を持っていかれたトウ立ちタマネギは味が落ちる。プロは廃棄します。でも収穫を揃えて出荷しなくてはならないプロと庭でやってる素人の家庭菜園は事情が違います。素人はタマネギに合わせて収穫しましょう。

タマネギに合わせて収穫しよう

葉ネギもイケる

蕾が上がらないうちはトウ立ちでも美味しく食べることができます。真ん中部分の葉ネギは加熱するとトロトロと柔らかくなって普通のネギより美味。外葉は硬いので注意して下さい。

ある程度まで大きなったトウ立ちタマネギ、栄養は花に回るので可食部の生長はストップします。でもそれまでなら何の問題もありません。タマネギはトウ立ちから収穫していきましょう。置いておいても無駄になります。

断面はこんな感じ

蕾の準備中

トウ立ちタマネギの断面です。中に柔らかなネギができています。蕾ができる養分がしっかり準備されています。私はこの時期のタマネギが一番美味しいと思います。

家で日々観察できる家庭菜園。野菜に合わせると失敗がなくなります。野菜栽培の教科書はプロ目線で書かれていることが多いので家庭菜園には当てはまらないこともあります、失敗を恐れず自分の菜園を作っていきたいですね。