ヤマト運輸と通販でアマリリスポットを買ってみた！
こういうアマリリスポット、通販やホームセンターで見かけますよね。
アマリリスの球根が、土と鉢一式に既にセットされているもの。
白いプラ鉢に紺のイラストが描いてある、ネットの画像検索でよく出てくるアレですよ。
このまま箱から出し、決められた間隔で水やりするだけで巨大な花を咲かせます。
世に出回る栽培キットで一番達成感が大きいのはアマリリスポットではないでしょうか？
今年初めてアマリリスポットをヤマト運輸から購入しました。
なんでヤマト運輸？と思うでしょうが、ヤマト運輸のアマリリスポットはとても有名で、毎年買い足している方がたくさんおられます。
うちの地域はアマリリスポット購入激戦地帯で、頼んでおかないと絶対買い損ねてしまいます。
幸いヤマト運輸のアマリリスポットを購入することができました。
念のため通販にも頼んでいたので、８個のアマリリスポットを育てることになりました。
技術がなくても花が咲くアマリリスポットではありますが、始めるにあたってアマリリスを30株以上育てているアマリリス名人にコツを教えてもらいました。
まずは球根が腐っていないか確認しよう
アマリリスポットは説明書の通り水さえやっていたら本当に大きな花が咲きます。
とはいえ始める前にチェックすべきことがあります。
ポットの蓋を外して球根を出し、腐っていないかどうかを確認してください。
確認後は元通りに、こぼれた土も残さないように戻します。
専用の土なので他の土と入れ替えるなんてことはしないように。
アマリリス名人はアマリリスポット購入ならヤマト運輸を推しています。
なぜかというとヤマト運輸は倉庫も流通経路も温度管理がしっかりしており、アマリリス球根がベストの状態で玄関まで届くから。
私がヤマト運輸から買ったアマリリスポットも、全部に大きくてとてもキレイな球根が入っていました。
通販で買ったアマリリスポットは状態がよくありませんでした。
球根が小さめなのはいいとしても、下半分が完全に腐っているものがあったのです。
ポットのままでは全くわからなかったのでアドバイス通り出してみて本当によかった。
このままでは栽培途中から悪臭と虫に悩まされたはずです。
腐っていたポットは写真を添えて通販元に報告するとちゃんと交換してもらえました。
大きな球根だけに温度管理は大切。
優秀なヤマト運輸のアマリリスポットであっても、転売されているものには注意しましょう。
ポットに蓋を戻すかどうかを決断しよう
アマリリス球根が腐ってないのを確認したら、元通りスポンジとプラ蓋を戻して栽培開始です。
スポンジとプラ蓋には、土の乾燥防止と飛散防止の役目があります。
水やりが２週間に一度でいいのは、このスポンジとプラ蓋があってこそ。
室内栽培である以上、土で汚れる心配がないというのも安心です。
でもここで一つの選択が可能となります。
「もうこのまま蓋をせず植木鉢状態で栽培する」という選択です。
何のためのアマリリスポット！というご意見もあることでしょう。
アマリリス名人によると、たまに蓋の穴が窮屈になるほど花が上がる球根があるそうです。
でもその時点では、もうプラ蓋を外すことは不可能。
スポンジはともかくプラ蓋を切り取ろうにも、作業中にアマリリスをポッキリ折る結果になりかねません。
室内の温度が低いと、蓋があるゆえに過湿になり栽培途中で球根が腐ってくることも稀にあります。
状況によっては蓋ナシという選択も視野に入れてください。
ただ蓋ナシにしてしまうと、水やりの頻度を自分で判断して増やすことも忘れないで下さい。
蓋ナシで栽培する場合、土が足りなく感じると思います。
そんな時は必ず粒子の細かい種まき培土の新しいものを足してください。
アマリリスポットは自作できる
上の右のアマリリスポット、球根が立派なので、蓋ナシの方がよりのびのび育つかもとアマリリス名人に助言を頂きました。
そこでアマリリス名人の助言に従い、このポットは蓋ナシ栽培に挑戦することにしました。
ただ土が飛散するのは嫌なので、適当にアルミホイルで自作の蓋を作りました。
水やりの時だけめくっています。
これなら適度に通気性があるし、テープ止めできるから栽培途中の交換も可能です。
これって要するに、
プラ鉢とアルミホイルがあればアマリリスポットが自作可能ということです！
アマリリスポットのアマリリス球根は発芽処理されており、開封後２ヵ月くらいで咲きます。
真冬でも室内で花が咲くのは、この発芽処理のおかげです。
市販の春植えアマリリス球根は４月から５月に植えると花期が５月から６月となります。
アマリリスは球根にたくさんの養分を蓄えているので、栽培が短期間なのに大きな花を咲かせるのです。
真冬に咲かせることはできませんが、一ヵ月余りで開花となります。
２年目のアマリリスポットの花期も５月から６月に戻ります。
春先に出回るアマリリス球根を買って好きな鉢と蓋で自作すれば、オリジナルのアマリリスポットを作ることができます。
数年たって地植えしたアマリリスポットの容器も、捨てずに取っておけば球根を買って再利用が可能ってことですね。
腐らせないことに注意すれば、室内で大きな花が楽しめるアマリリスポット。
買うのもよし、自作するのもよし。
室内でも大きな花を楽しんでいきたいと思います。