台風や豪雨時のコンポスト対策

コンポスト・堆肥

数時間以上の夏のゲリラ豪雨や台風。冬なら雨除けゴミ袋でいいけど夏は発酵熱がこもって確実に腐敗へ。夏と冬は対応をわけて考えよう。

問題は夏、高温期です

家庭の生ごみコンポストの場合、日々の台所ごみを足しながら土を混ぜて水分量を調整します。そんな配慮をぶち壊しにするのがゲリラ豪雨。ゲリラ豪雨はここ15年ほど回数が増えています。昔ながらの通り雨のような夕立とはわけが違います。その時コンポストはどうすればいいのか、ちゃんと考えておきましょう。台風でも同じです。

プランターバッグ(3L)コンポストの場合

プランターバッグでやる蓋なしコンポスト。雨がかかっても冬ならあまり問題にはなりません。もちろん温度が下がって発酵は止まりますが腐敗することがないからです。水分が飛んだら発酵促進剤を加えればいいし、そもそも雨よけゴミ袋を被せておくこともできます。夏でも短時間ならふんわりゴミ袋を被せておけば何の問題もありません。

でも夏のコンポストに長時間雨除けゴミ袋を被せると大変なことになってしまいます。コンポストそのものが高温なので蒸れてしまいます。短時間の通り雨ならともかく、降りやんだあとも湿度が上がって高温が続く夏の大雨、12時間を超える雨除けゴミ袋は微妙なところです。ダンボールコンポストの人に話を聞くと、ダンボールコンポストは雨がかからないが大前提なので近年の横殴りの大雨にはやっぱり弱いとのこと。ビニールを被せても雨がかかっても高温で蒸れてダンボールが柔らかくなってしまうそう。お互い知恵を出し合って解決策を見つけたいです。

プランターバッグのMやLでやっているコンポストなら問題はありません。かさばらないので軒下や玄関に置いておけば良いと思います。

がっつり水を吸ってしまったら

雨がかかってしまってすっかり重くなってしまったコンポストはもうそこでいったん終了。YouTubeで説明したように水分を飛ばすか土を被せて時間を置くかの二択です。もうそこに新しい生ごみを足さないで下さい。腐敗に傾いた時に収拾がつかなくなります。プランターバッグなら通気性があるからあとは安心です。腐敗したとしても夏なので分解は早い。新しい燃料さえ足さなければ腐敗し続けることはなく、最終的に土にもどります。変に手を加えると腐敗が長引きます。そのコンポストが発酵のどの段階であったかにかかわらず一旦やめて、別のプランターバッグで新たにコンポストを始めて下さい。腐敗させてしまったコンポストはとにかく分解が終わるまで我慢です。

プランターバッグなら通気性はある

日々ちゃんと土と生ごみを混ぜながら加えているなら、夏でもコンポストの匂いはないはずです。このバランスが壊れたのでもう一滴も水が加わらないことを心がけましょう。プランターバッグなので通気性はあります。カラカラに乾いた土を加えて水分を飛ばすのも有効。腐敗しても完全に分解すると匂いもなくなり土に戻ります。私はその土を日光や風に晒して木酢水溶液をかけ、他の土と混ぜて使っています。別に問題もありません。庭に内容物を埋めるなどしなくても、時間が解決策となってくれます。思ったよりも簡単です

無責任な情報に注意しよう

YouTubeを見ているとコンポストに関しては無責任な誤った情報がまかり通っています。

まずプラスチックのゴミバケツでのコンポストは本当に無謀。私は何回もやって失敗していますし、ポンポストの勉強をされたかたならよくわかると思いますし、どなたも警鐘を鳴らすべきではとの認識を持っておられます。ゴミの削減になり、家庭菜園の堆肥コストをゼロにしてくれる生ごみコンポスト。失敗も想定内として続けていきたいし、続けてくれる人が増えて欲しいと思います。けど最近の無責任な情報は少し度を越えていると思っています。気を付けて下さい。