ジフィーセブンを使いこなして種まきしよう

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「ジフィーセブン」とはサカタのタネがだしている発芽用のそのまま植えられる土ポットです。便利なジフィーセブンですが使い方にはコツがあります。手っ取り早くはYouTubeをご覧ください。イラスト入りで説明しました。

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ジフィーセブンは発芽発根用のポットです。小さめの苗を作るのにとても便利です。種まきには小さいサイズのジフィーセブンで充分だと思います。刺し芽を発根させるのには保水力のある大きい方のジフィーセブンを使いましょう。二種類のサイズを上手に使い分けましょう。

お風呂につける感覚で多めの水で戻すと、一気に膨らみますがジフィーセブンの肥料分も溶け出してしまいます。ここは時間がかかっても底面給水でじっくり戻して下さい。形は膨らんでから整えましょう。お湯を使うと気持ち早めに膨らみます。

芥子粒みたいな種をまくときはスポイト一択です。乾いているうちにまく数の種をスタンバイしてそこに水を垂らし、スポイトで吸い上げて下さい。水ごと種まき出来て一石二鳥です。これに気が付いてから細かい種まきが本当に楽になりました。皆に広まって欲しい裏ワザです。

ハーブ類は種まきするよりも苗をかってきて刺し芽した方が効率的。刺し芽は湿度と温度が高い梅雨にやるのがベストです。台所で使うラップでジフィーセブンに腹巻するとより発根します。大きいサイズのジフィーセブンは挿し木にも使えます。盆栽家も使っています。

ジフィーセブンはピートモスなのですが、何かの加減で種とピートモスの間に空間ができることがあります。かぼちゃなどの大きな種にはちょっと注意が必要かも。そんな時底面給水に頼らず上から水やりすれば、水におされて種とジフィーセブンが密着します。指でそっと押さえてやるのもいいかもしれません。

説明には20日分の肥料が含まれているとあるジフィーセブン。でも刺し芽の時などとてもそれでは足りません。2週間が過ぎたら薄い液肥をやりましょう。徒長することなくしっかりとした苗になります。日に当てることも忘れないで下さいね。

野菜や花が終わって撤収した時、結局ジフィーセブンと土が馴染まず根が張ってなかった、という場合もあります。深めに植えることでジフィーセブンと定植した土が馴染みます。ここで失敗すると今までの苦労が水の泡。ぜひYouTubeのイラストを参考にしてみて下さい。