固形肥料をやめてみた《ジャガイモ編1》

ジャガイモ/家庭菜園/根物野菜

固形肥料をやめてみた

プランターバッグで家庭菜園をやるということは限られた量の土で野菜を栽培するということ。あらかじめ土に肥料、元肥を入れておくのは当たり前のことと思っていました。
でも家庭菜園歴が長くなり、土の使い回しも10年、20年となると緩効性肥料の溶け残りが目に見えて蓄積されてきます。コーティング状の固形肥料で指でつぶすとプチっと潰れて液体が出る溶け残り、それが使い古しの土にかなり目につくようになりました。他にもタブレット状なので肥料分は溶けだしているのであろうけれど、最初の形のまま崩れずにいる固形肥料もたくさんあります。
前回の肥料が有効な期間でも、定植時につい肥料を足してしまうこともやってしまってました。

試してみたい園芸用品の新製品はどんどん発売されます。
スペースの関係もあり不要な園芸資材を断捨離していかなくては収拾がつかない。納得できないものを使い続けるのもストレス。いろいろ考えて固形肥料の使用をきっぱりやめることにしました。

元肥なし種イモの植付け

注意点1

私は自家採種の小さなジャガイモを保管して種イモとし、さらに小さくカットして使っていました。
生ごみコンポストをやっているので私の土はかなり微生物が多いと思います。それに元肥をいれていたのでたぶん状態としては新品の培養土と変わらない。
種イモは正直なとこ芽だけ出してくれたらいいやくらいの感覚でした。またそれでちゃんとした大きなジャガイモが収穫出来ていました。

今回から植付けは使い古しの土にコンポストの堆肥を混ぜただけ。有機物は豊富だとは思うけど肥料分はありません。
今までのような種イモに初期の栄養分がない状態では発芽してもすぐに躓いてしまうのではと考え種イモをホームセンターで購入し、切らずに丸ごと植え付けることにしました。

いままでは保管したイモが腐らないよう気を付けていましたし、念のため芽出しと発根を確認してから植え付けていました。お金を出して種イモを買うのは久しぶりだったのですが、買ってきたものをそのままポイポイ埋めればいいのはやはり楽ちんです。費用をかけるということはそれに似合う作業の短縮がありますね。

注意点2

必要な養分は自分で光合成してセルフで補ってもらうべく増し土は小分けにしました。
早めに一気に埋めてしまうと細い茎になるからです。

ジャガイモの袋栽培で以前から気になっていた点があります。
growfood365のプランターバッグはメッシュで太陽光を通すので問題ありません。
でも培養土袋そのままを利用する方は最初は袋の縁を折り下げるひと手間を取ったほうが良い結果がでます。
発芽した芽にすぐに太陽光が当たり、しっかりした太い茎に育ちます。
培養土袋を折り下げて袋栽培であっても畑と同じ状態にしましょう。

芽が伸びるに従って増し土をします。
培養土袋の人は袋を伸ばしていって下さい。

増し土した土の表面の高さと培養土袋の縁の高さは連動させるべきです。

最近よく見かける培養土袋のジャガイモ袋栽培キット。
増し土をせず、最初からフルに土が入った状態で種イモを深く埋めて栽培します。
これではかなり細いモヤシ状態の茎になってしまうのではないかと思いましたが、たぶん培養土にそれをカバーするだけの栄養分が加えられているのでしょう。キットならセットの特別な培養土ありきで成功するように作られていすはずです。

私が今まで貧弱な種イモを使ったジャガイモの袋栽培で失敗がなかったのは、コンポスト堆肥を混ぜるため土に微生物が多く固形肥料の元肥があったこと、それにメッシュのプランターバッグだから初期から日光がよく当たっていためと思います。
力のある種イモを使う、光合成チャンスを逃さない
元肥の代わりになるのはこの2点。とくに日光は最大限に利用するべきです。

元肥なしジャガイモの芽かき

種イモを丸のまま埋めると余力があるせいか、肥料なしでも問題なく必要以上に芽が上がってきます。一旦芽かきが終わった後でもタイミングが遅れて上がってくる芽もありました。

上の写真は2回目の増し土をする前です。
茎の太さはだいたい17ミリから20ミリ、今のところ大成功だと思います。

肥料を全く入れてないので5月初めからは定期的に液肥を与えていきます。
液肥だけでも大きなジャガイモが収穫できますように!